仲間と共に学び、回復を目指す集団療法を行っています。

多くは同じような立場にいる人たちがあつまっています。一緒に学習や活動をすることで、お互いを通して自分を知り、癒しの体験や回復力を引き出すことを目的としています。
また、立ち止まっている子どもの心を理解し、我が子が再度自分の力で歩き出せるように、親の役割を見つめる時間も大切です。

当施設で開催している集団療法は、精神疾患や障害の理解を深める当事者や保護者の方々向けの勉強会と、
再度、社会に適応するトレーニングとしてのグループ活動の、2種類をご用意しております。

☆集団療法に参加ご希望の方は、まず初回面談でお話をお聞かせください☆

当事者や保護者の勉強会

発達障害者のための勉強会『でごいち』
発達障害者のための勉強会
『でごいち』

発達障害の歴史や社会での理解傾向、自分の障害の種類を学びます。長年、たくさんの発達障害の方のカウンセリングを担当してきて、この障害の共通の特徴は「記憶力の弱さ」「自己中心的感覚」の二つだとの結論に達したカウンセラーが、心理学や精神医学で基本とされる「精神発達段階」や「脳機能の仕組み」を交えながら、段階を踏んでわかりやすく解説します。そして、少しでも生きやすくする対人戦略のヒントをお伝えします。
それを生かすかは、あなたの本気度にかかっています。
学んだことを実践して初めて、攻略の糸口につながるのです。

引きこもり子を持つ親の勉強会
『ぺんぎん・はうす』

引きこもりの人の中には、気持ちを持っていく場所がないときに思わず物を壊したり怒鳴ったり、暴力をふるったりする人もいます。きっと、今の現状を続けている自分に向けて怒りをぶつけているのでしょう。反対に、家族とのかかわりすら避けて自室に籠っている人もまた、苦しんでいるのかもしれません。そんな我が子の思いを理解しようとする親は、どうしていいかわからず、見守ってきたのではないでしょうか。だけど、いつまでもこのまま、という訳にはいきません。
ぺんぎんはうすは、わが子を苦しめている引きこもりという症状ともう一度戦う勇気を取り戻す勉強会です。担当カウンセラーは「乗り越える力」「社会性」の二つがあれば、どんな社会でもなんとかなる、と考えています。諦めず、その方法を学んでいきましょう。

発達障害の子を持つ親の勉強会
『ゆずり葉の樹』

「脳機能の仕組み」や発達障害の種類とその特徴を学び、それぞれの障害への関わり方を一緒に考えていきます。発達障害児・者に対する社会の支援はまだまだ十分とはいえません。現時点では身体・知的障害に比べて障害者雇用の枠でさえ少ないのが現状です。なぜなら、あえて厳しい言い方をするならば、発達障害の特徴は人それぞれで、また、行動が決まっていないので周囲の理解が追い付かないのです。社会に出たとき、周囲の人たちから愛され、思わずサポートしたくなるようにするにはどうすればいいのか、何が必要なのかが理解できれば、余裕をもって養育することができるとの考え方を基本としたカリキュラムです。

*集団療法・勉強会の開催が決まりましたらお知らせページに記載いたします。*

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